甲状腺機能低下症

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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、犬によく見られるホルモンの病気です。猫にはあまり見られません。この病気は、甲状腺ホルモンが足りなくなることでおこり、体中にさまざまな影響を与えます。

甲状腺とは?その役割について

甲状腺は喉のすぐ下に位置し、トリヨードチロニンやチロキシンといった体の代謝を助けるホルモンを分泌します。これらのホルモンは体の代謝を促進し、筋肉、心臓、内臓、皮膚など体のさまざまな部分の機能を調節する重要な役割を担っています。

老化現象を間違われやすい甲状腺機能低下症の症状とは?

  • 散歩に行きたがらない
  • ずっと寝ている
  • 皮膚が乾燥する
  • 毛がパサパサ
  • 寒さに弱い

甲状腺機能低下症は、犬によく見られるホルモンの病気です。猫にはあまり見られません。この病気は、甲状腺ホルモンが足りなくなることでおこり、体中にさまざまな影響を与えます。これらの症状は「老化現象」と間違われやすく、病気が見過ごされることもあります。通常、5歳以上の犬に多く見られますが、若い犬にも発症することがあります。

甲状腺機能低下症の診断はどうやってする?

この病気の診断は、身体検査や血液検査によって可能です。気になる症状があるときには、早めに受診をおすすめします。定期的な健康診断での血液検査でも診断が可能です。

甲状腺機能低下症の治療方法と予防は?

甲状腺機能低下症の治療は、足りない甲状腺ホルモンを薬で補うことが主になります。この薬を使うと、多くの犬は症状が良くなります。継続して定期的に血液検査をし、薬の量を調整することが必要です。遺伝的な要因もある病気のため予防は難しいですが、早く気づいて治療を開始することで、症状を軽くして、生活の質を良くすることができます。

甲状腺機能低下症は早期発見が大切な病気です

甲状腺機能低下症は早期発見が大切な病気です

甲状腺機能低下症は犬によくみられる病気ですが、早期発見と適切な治療で、ペットの健康と生活の質は大きく改善が見込めます。この病気の症状は、老化と間違われやすく、はっきりしないことが多いので、飼い主様がペットの変化に気をつけることが大切です。定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見につながります。当院でも迅速な血液検査で、甲状腺機能低下症を早期に発見することに努めております。気になる症状がみられた場合には、お早めにご相談ください。

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